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労災と就業規則

労災と就業規則について

労災とは、労働災害の略称で、労働者が業務中に怪我を負ったり、病気になったり、死亡したりする災害のことを指します。

業務中だけでなく、通勤中の災害も含まれます。そんなトラブルのときに、対処を保障してくれるのが労災保険です。労働者なら誰しも加入しているものですが、万が一の時にきちんと保障を受けるためには普段から就業規則を守っていることがとても大切となってきます。

では、その就業規則について詳しくご説明します。

就業規則とは簡単に言うとその職場のルールブックのことです。使用者が就業規則を理解するのはもちろんですが、従業員もその内容をしっかり知っておくことがとても大切です。

労災だけでなく、職場で起こりがちなさまざまなトラブルを未然に防ぐためには欠かせないものなのです。その内容は、労働時間や賃金などの基本的な労働条件や職場での服装の規律などを定め、それを文書化したものです。使用者は、事業化の実態に合った就業規則を定める必要があります。

しかしただ定めるだけではトラブルを防ぐためには不十分です。

労働者が規則を守らない、そもそもその内容を知らない、理解していない、使用者が規則を知りながら破る、規則の内容そのものがその事業所に合っていないなどといった状況では、せっかく規則が定められていても何の意味もありません。

大切なことは、使用者と労働者の双方がしっかりと規則の内容を理解し、普段からそれを意識することです。

普段からその規則に従って行動していなければ万が一のことが起こった時に対処できるはずもありません。トラブルが起こるリスクも大幅に高まってしまいます。

正社員、パート社員、アルバイトなどを含め常時10人以上の従業員を使用する事業所では、就業規則を作成し、労働基準監督署に届け出をだすことが義務付けられています。ここで大切なことはあくまで事業所単位で規則を作成することです。

決して会社単位ではないので、注意が必要です。

規則には、始業・終業の時刻、休憩時間、休日、休暇などに関する事項や、賃金の決定、計算、支払いの方法、賃金の締切日、支払日、昇給に関する事項、退職に関する事項など、労働者が理解できるように細かく記載しなければいけません。

誰が見ても理解できるように、明確で簡潔な表現にすることがとても大切です。あいまいな表現はトラブルを引きおこす原因となってしまいます。

万が一労災が起こってしまった時に困らないためにも、普段から就業規則をしっかり守りましょう。

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