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雇用契約の関係とは

就業規則と雇用契約の関係とは

就業規則は会社のルールブックとして規定が記載されている書類です。事業主が勝手に作成して規定することができないので、規律としての効力は高いものがあります。

これは実際に雇用される際にも適用されるものです。

例えば雇用契約書がありますが、就業規則が適切なものであれば、その就業規則自体が雇用契約における内容となりえます。

この適切なものというのは、その就業規則が周知、ようするにいつでも見られる状態であり、合理的であるということです。

主にこのいつでも見られる状態というのは金庫にしまってあったり、立場が上の者の机の中に入っていたりとしない状態のことです。もし適用がされないのであればそれは規定がされていないのと同じなので、契約書以外で何かあった際にはトラブルになる可能性が高いです。

ちなみに周知の件はあくまで社員がいつでも見られるような状態にしてあることが条件なので、社員全員がその就業規則の内容及び存在を知らなくても問題はありません。

ただ、やはり後々のこじれを考えるのなら一定の社員にはしっかりと理解をさせておくのがよいでしょう。内容を知らないのは確かに社員の自己責任ではあるのですが、このケースを事業主が悪用するということもありえなくはない話だからです。

ところで合理的と出ましたが、この合理的というのは基本的に労働基準法に違反していなければ後はその会社ごとの判断に任されます。

ただ1つあれば就業規則自体が無効になるというわけではなく、その違反している部分のみが無効になるという仕組みとなっています。

それでも不備があるというのは書類としては不完全なので出来るだけそうした無効になるものがないものを作成するのが望ましいです。

ところで雇用契約の際に就業規則の内容と雇用の際の契約が違うというケースもあります。

この場合はどうなるかというと、その契約した社員と合意があった場合には、その合意している内容の方が優先されるということになります。

もちろんこの内容というのは就業規則と比べて有利な内容であるという条件においてです。最も、この有利な内容というのははっきりと数字で現れているのならよいですが、そうでない場合には有利か不利かで分からなくなってトラブルの元になる可能性もあります。

実際に有利と思って合意した内容が後々のことを考えると不利な条件だったという可能性もなくはないので、個別での雇用契約をする際には長い期間を見据えてするようにしましょう。

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